今回見学に伺ったのは、園児向けのリトミック教室。


最近は「リトミック」という言葉もすっかりポピュラーになっていますが、どちらかと言えば『入園する前までの習いごと』で、0歳~2歳児対象のイメージがありませんか?
うちのなび息子たちも習っていましたが、今思えば「安心して入園するための準備」目的で通っていたような感じでした。

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参加し始めた0歳~1歳代のクラスでは、ごあいさつで名前を呼ばれても「はーい!」と手をあげられないことに、本気で悩んだっけ…。入園直前の3月、リトミック教室を卒業する頃には周りのお友達と一緒に歌ったり踊ったり出来るようになり、ちょっとした工作やシール貼りも上手になったりして、こうして子どもの成長を見守れて良かった!これなら幼稚園でもちゃんとやっていけそう!と、ホッとした記憶があります。

継続することも出来たけれど、やめちゃいました。
『だって、幼稚園に入ったら歌ったり踊ったり、リトミックと同じようなことをするんだし…。』



こんな風に思ったのは、私だけではないはず。

それなのに、このみみちゃんリトミックは、あえての「園児」限定のお教室なのです。
内心、生徒のニーズがあるのかしら…と思っていたくらいでしたが、なるほど。

ここだったら、なび息子たちも幼稚園と並行して通わせたかった!!

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↑ 教室の場所は、村上アースメイト内の レンタルスタジオ「ヴィンテージ木ここち」

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↑ 建物入口の玄関を抜けて、左側にスタジオがあります。

みみちゃんリトミックには、年少児~年長児が参加しています。
講師2名に対して、1クラスの生徒5~7名定員と少人数制なので、個人レッスンのような手厚さが魅力のひとつです。
そのクラス分けも特徴的で、参加し始めてからの年数によって1年目・2年目の2クラスに振り分けられていますから、同じクラスでも年齢はバラバラ!
年中や年長からスタートしたお子さんも、安心して始められると好評だとか。

そして一番の特長は、1回のレッスンの中で「全員で一斉にグループとして行うカリキュラム」と、「1対1の個人レッスンで指導するカリキュラム」の両方が受けられるということ!

みみちゃんリトミックでは、次の4つの教育を柱としているそうです。

1.絶対音感
2.リズム感
3.読譜(=音譜を読む)
4.ピアノと遊ぶ(先生と連弾など)

これらを達成するために、いくつかのカリキュラムが用意されているのですが、リズム運動や合奏をするといった、仲良く一緒にグループレッスンすることで学べる要素がある一方で、ピアノや譜読みなど、一人一人と向き合って細やかな指導が求められる要素もあります。

そこで、少人数制ならではの「時間差指導」を取り入れることで、グループレッスンと個人レッスンの良いとこ取りを実現したのが、みみちゃんリトミックのカリキュラムなのです。

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↑ 程良く個室感のあるスペースが、みみちゃんリトミックのレッスンスタイルにぴったり!
 
見学に訪れたこの日、2年目クラスは16時からスタート。
体操服のままのお子さんもちらほら、幼稚園から直接こちらに来る生徒さんも少なくないようです。

まずは個人レッスンのカリキュラムから。
一人の生徒さんが先生とピアノで連弾レッスンし、もうひとりのお子さんは、別のテーブルで色音符を並べて読譜の指導を受けます。
さらに別の生徒さんには、「先にワークに取り組んでいてね!」と先生から声がかけられ、奥のテーブルでプリントの入ったファイルをめくりはじめました。

同じリトミック教室に通う、同じクラスの生徒さん達なのに、その様子だけ切り取ると個別指導の教室でも覗いているかのよう!
それぞれのカリキュラムは5~10分程度で終わるため、集中が途切れる前に別のことに取り組み始められるというテンポの良さも魅力的!


★個人カリキュラム

1.ピアノレッスン 
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先生との連弾で、簡単な曲も奥行きが出て楽しく弾ける!
まずはピアノに慣れ親しむところからスタートです。

と、伺っていましたが…

いやいや。
リトミックの中での、ちょこっとしたお遊びレベルじゃありません。
2年目クラス、どのお子さんも「慣れ」を超えて、きちんとピアノレッスンとして成立しています。

とにかく驚いたのは、ピアノを弾くための基本指導が行き渡っていること!

手、指の置き方が、まあるく自然でキレイ!
ピアノに触れる音を聞いていても、しっかりとしたタッチ です。 
そして、背筋もピンと伸びて…

一人だけじゃないんですよ。
どの生徒さんも、姿勢が良い!
 
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『一般的に、ピアノの個人レッスンは30分~45分のケースが多いですが、このくらいの年齢で習い始めるお子さんの場合、始めのうちは30分レッスンでもキツイですよね。まず集中させるのに一苦労します。途中で座っていられなくなって、歩き回ったり…』と先生。

確かに!

なび息子たちも、リトミックをやめてからピアノを習いたい!と言い出し、5歳位から個人レッスンのピアノ教室に通わせたんですが、特に次男は本当に落ち着きが無くて…。
実は、3年以上も習っているのに、手の置き方はもちろん、姿勢すら気を付けようとする意識がありません…。

一方、みみちゃんリトミックスタイルなら、ピアノは色んなカリキュラムの中のひとつ。
5~10分程度だから、集中がずっと保たれたまま鍵盤に向かうことができています。
しかも、他のカリキュラムに比べて「ステキなピアノを弾ける時間」というプレミアム感があるようで、生徒さんに好きなレッスンを聞くと「ピアノが一番楽しい!」という声があがりました。

そんな限られたレッスンの中だからこそ、指をまるく、背筋に気を付けて!と言われても、嫌にならず素直に聞き入れてもらえるんですね。
指の置き方や姿勢って、なかなか後から身につけさせるのは至難の業!
これは、ピアノを始めようと思っているお子さんの導入にピッタリなのでは…!?

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↑ ピアノ教本は、こどものバイエルなどを扱っているようです。その子の習熟具合によって、進度はバラバラ。 沢山練習してきたり、感良く進める子はどんどん先へと進めます。


2.読譜トレーニング
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テーブルの上に大きな五線紙を広げ、色音符を使って読譜のトレーニング!
ドレミファソラシドを順番に並べるところから始まり、次第に先生が指示した音に、スッと置けるようになるそうです。
このトレーニングを経験したお子さんは、ピアノに移行してからも譜読みに困らないため、新しい曲にチャレンジする際も耳コピでやり過ごすことなく、きちんと自分の力で弾こうと頑張れるんですって!

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↑ 最初はドレミファソラシド…と順番に並べる練習

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↑ 上達すると、和音を表現するなど、複雑な並べ方も出来るように!


3.ワークによる読譜
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窓からの光が差し込む素敵な一角で、ワークに取り組みます。
年少さんも音符を読むんですって!
まずは色塗りからスタート。
各生徒の進度に応じて、プリントを配布するそうです。 

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↑ お子さんの進度によっては、かなり高度な作業まで取り組んでいる様子!

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↑ 先生はときどき確認をしますが、ピアノや譜読みの個人レッスンにあたっているため、基本的にワークはお子さん一人の力で取り組みます。保護者の方が見守っている様子も見られました。



ほぼ全員がすべての個人レッスンの課題を終えた状態になった頃、ようやくピアノの前へ生徒全員が集合し、グループレッスンが始まりました。


★グループカリキュラム

1.絶対音感 
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ハンドベルをふって、音を出してみよう!
みんなで合奏にもチャレンジ!

ハンドベルは、絶対音感を育てるのに大変良い楽器だそう。
2年目クラスにもなると、自分で必要な音のベルを選んで手にして、みんなで合奏ができるようになります。

絶対音感とは、聞こえた音を瞬時に音名に聞き分けることができる能力です。
弦楽器や管楽器・歌には凄い威力を発揮します。
普通はチューナーと呼ばれる温度計のようなものをつかって音程を測りますが、自分の耳でそれを正確に判断できるようになるのです。 ピアノを演奏する上では、鍵盤の手の位置を目で確認することなく、耳で聞き分けることが不可欠になってくるので、「良い耳」を育むことは特に重要なんだとか。
 
レッスンでは、「このピアノの音は何の音?」とクイズを出すなどして、楽しみながら絶対音感を鍛えていきます。


2.うた   
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きらきら星などのみんな知ってる曲から、モーツァルトの名曲まで! 
お馴染みの曲を、歌詞ではなく「ドレミ」で歌います。


3.リズム感 
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ピアノで演奏する曲や、オリジナルのリズムカードに合わせてぴょんぴょん!
いろんな形のマットを敷いて、先生の指示に合わせてリズム良く前後に動いたり、指揮棒を手にしながら歌をうたったり。

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↑ 音符の長さを動物の鳴き声などに置き換えて、リズムを覚えます。

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↑ ちなみに、裏は正式な音符。動物を音符へ自然と置き換えられます。



45分間のレッスンは、最後に全員で「さようならの歌」を歌って終了です。

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ちなみに、この日は数週間後に発表会を控えているということで、通常より早く切り上げて、ハンドベル合奏とピアノ演奏の練習も行われました。
(発表会の参加は、希望する方のみ)

★発表会の練習

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ピアノは最初のお辞儀から練習!
弾き始めるとき、イスの配置がオクターブ違うかも?と先生から指示が出た様子からも、お遊びレベルではなく、本格的なピアノのお教室と同じレベルの発表会だと感じます。 

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ハンドベルも、最初の登場からお辞儀、ピアノの伴奏との合わせ方まで、ひとつずつ丁寧にチェック。
「持ち帰って練習してきてくださいね!」とお話があり、発表会に向けての熱心さが伝わります。


(発表会当日のようす)

八千代市市民会館の小ホールで、みみちゃんピアノ個人レッスン教室の生徒さんに加わる形で披露しました!ハンドベルの合奏や、ピアノの発表(個人、連弾)など、リトミックで学んだ成果を発表できる良い機会となっています。

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未就園児のおけいことして定着しつつある「リトミック」。

けれども、リトミックが持つ効果を十分に得るには、まだまだ2歳児レベルでは難しいのかも…。
リズム感は幼児から6歳頃をピークに発揮するということで、この大事な時期に、リトミックや音感教育をしっかりと経験することで、将来につながるようなバランスのとれた音楽の力を育てることができそうです。
 
音楽の土台をみみちゃんリトミックで身につけたあと、もっと音楽に触れてみたい!ピアノを本格的に習ってみたい!というお子さんは、個人レッスンに通われてもとてもスムーズに進むのでは?と思いました。 
指のカタチやタッチ、譜読みの基礎がこれだけ身に付いているのは、なび息子たちの経験から見ても、本当に大きな差になるはず…。

個人指導のようなきめ細やかさもありつつ、お友達とふれあう楽しさも味わえるみみちゃんリトミックで、音楽への一歩を踏み出してみませんか?



●みみちゃんリトミック・プレピアノ

【募集対象】年少児から年長児まで
【おけいこ情報詳細】http://yachiyonavi-okeiko.seesaa.net/article/250407852.html
【ホームページ】http://mimipiano.sakura.ne.jp/wp/