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先日、道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」へ秋の食材を求めて足を運んできました。
この写真が撮れたのが奇跡かと思うくらい、ここ最近はどんよりした空ばかりが続いていますね。台風などの天候不順もあって、夏過ぎから生鮮野菜は軒並み高騰というニュースが絶えませんが・・・そんなときにこそ、クラフトさんです。
こんな良品がこの価格で?!と、いつも以上に嬉しさ・有り難さ倍増!な秋の品々に加え、11月に企画されているイベントについてご紹介していきましょう。

まずは売り場から。
こんな価格高騰気味な時に気になるのは、普段使いする野菜の様子ですよね。
巻きがしっかりしている冬キャベツは、手に持った時のずっしり感がなんとも嬉しくなります。大根も、見るからにみずみずしくハリがあって、ここのところスーパーではあまり見かけない良質っぷり!
まだ旬に足をかけ始めた頃ですからケース数は冬場ほど多くありませんでしたが、今後ますます売り場で幅をきかせてきます。

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↑ 最近のスーパーでは、1/2カットで1本分近い価格になっていたりしたから、1本まるまるで葉まで付いて120~130円な大根は本当に魅力的。

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↑ もつ鍋が恋しくなる肌寒さ、冬キャベツもマルっと1玉でこの日は150円。もう少ししたら、あと数十円安くなるかしら?

冬瓜のカット売りも並んでいました!
漢字のイメージから、冬が旬だと思っていましたが・・・実は夏から9月頃までに収穫されるような野菜なんですって。貯蔵がきくので、こんな感じで晩秋にかけて出回っています。
旬が分かりにくい野菜と言えば、ブロッコリー。
これは霜が降りても耐えられる、冬の野菜なんですよ!
冬場のブロッコリーは人気商品で、今朝も早々にコンテナが売り場から消えてしまいました。
そうそう、ブロッコリーは寒くなるにつれて真っ青になっていくのですが、数日前までのように暖かさが戻ると、何だかぼけた色に仕上がってしまうそうです。
これから美味しいホウレンソウや小松菜などの青モノ野菜も、寒い時期にじっくり成長することで甘みが増すのですが、暖かい日が続くと背丈だけがヒョロッと伸びてしまうんです。
冬野菜は、冬らしい気候があってこその美味しさなんですね。

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↑ 冬瓜(とうがん)。とろりとした煮物に仕上げたり、美味しいですよね。

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↑ まだ出始めの青もの野菜はピークに比べてややお高め。それでもこの束感で150円!

里いもやサツマイモも、種類が出揃い始めました!
つい一緒に思い浮かべてしまうカボチャ。ハロウィンもあったりと、こっくりした美味しさが恋しい季節ですが、旬で言えばもうおしまい。八千代産以外のものは見かけましたが・・・売り場にもほとんどその姿は見られませんでした。

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秋と言えば、新米も欠かせない食材!
クラフトさんではお米を購入される方がとても多く、人気商品のひとつ。
昨年までに比べて、今年は放射能検査も速やかに終わり問題無しと判断されたので、早生品種に影響が及ぶことなく従来通り陳列されました。
今年は豊作なんですって!
例年に比べて1割くらい多く収穫できているので、価格もそれが反映されて安めになっています。

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↑ 「新米」表示は今年末まで。1月に入ると平成25年度米という表示になってしまうそうです。

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↑ 好きな量を好きなつき方で精米したい方は、「やちよ米本」を。無料で精米してもらえます。
⇒こちらのレポートでお米について詳しく触れています。

生らっかせいは、いよいよ旬を迎え始めたころ。
実が大きくて柔らかく、甘味も強いので「ゆで落花生」にするのに人気の品種「おおまさり」も見られました。

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↑ 生らっかせいは、ほんの数週間だけのお楽しみ食材!ぜひ見つけたら手にとってみてください。
⇒【ご参考】ゆで落花生を食す(レポートはこちら)

新生姜って、初夏にいつも紹介しているんですが・・・秋にも出回ります。
違いはそのサイズ!夏は細長いピンク色の先に小さい実がちょこんと付いていて、生い茂った大きな葉も一緒に売られているのですが、秋になると大きくごつごつした実がメイン。葉がカットされたものが置いてありました。
これをスライスして、自家製の紅ショウガをつくる方も多いようですよ!

↓ 6月~8月頃にはこんな可愛らしい様子でしたが・・・
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↑ こんなにごつごつとした大きなしょうがに成長しました。

薬味つながりで、今が旬の八千代産とうがらしも沢山出回っていましたよ!
焼き物にすると美味しい大ぶりなししとう系ならともかくとして、小さな辛いやつを皆さんガサガサと大量にかごへ入れていくんで、何に使うのかしら?と聞いてみましたら、どうやらこのまま乾燥させて自家製鷹の爪として使ったり、からしみそにしたりするようです。
これから本番となる「お漬物」をする方には、欠かせない素材なんですって!

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そうそう、ししとうも、たまにすごーく辛いのにあたりませんか?
あれって、とうがらしと一緒に栽培すると自然に受粉してしまって、辛くなるらしいですよ!

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↑ とうがらしは熟すと赤くなりますが、ピーマンも赤くなるんですよ!

最近、『お漬物が手軽に出来る調味料を置いて欲しい!』というご要望が多いので、お土産コーナーの一角に販売するようになったクラフトさん。数種類用意している中で、「エーコープ なす漬の素(浅漬用)」がすごく人気で、すぐ売り切れてしまうんだとか。
こんなお手軽調味料で、新鮮な野菜をたっぷり取り入れるのもいいですね!

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↑ ナス以外にも水菜やキャベツも美味しく漬けられるそうです。

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↑ 漬物と言えば、きゅうりも人気ですよね。路地モノは終わっていますが、この時期は春先のようにまたハウスものが数多く出回っています。

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さて、レポート見出しにも書きました各種イベントもご紹介しましょう!

1.秋の総選挙
この春に初めて行われた、クラフトに出品されている人気農家さんを選ぶ総選挙(⇒こちら)
11月に第二回目が行われます!
前回同様、お買い物をされた方へ投票用紙が配られて、店頭にて投票できるというスタイルとのこと。ぜひ皆さんがお気に入りのあの逸品を手掛ける農家さんへ、投票してみませんか?
野菜だけではなく、パンや惣菜など何でもOKですよ!

ちなみに、春の投票結果は以下のとおりでした!

↓ 1位!八千代市島田『鈴木 康夫』さん。トマト、キュウリ、大根、モチが人気でした!
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↓ 2位!八千代市米本 『島村 重範』さん。キュウリ、トマト、イチゴが人気でした!
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↓ 3位!八千代市米本 『吉岡 一男』さん。草餅、もち各種、漬物、トマトが人気でした!
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2.収穫祭イベント
【日時】2013年11月16日(土)10:00~ 
【内容】道の駅やちよ全体で、イベントが行われます。クラフトさんは恒例のつきたて餅販売ほか、おトクな企画を用意しているそうです。
⇒以前の収穫祭イベントの様子レポートはこちら

3.八千代川柳
『道の駅やちよ 農のめぐみ川柳コンクール』というイベントが初めて企画されました!
募集課題は「農」にまつわるものならなんでもOK。
はがき若しくはクラフトに置く応募用紙に書いて応募、選抜された川柳からお客さんの投票によってグランプリを決定していく予定だそうです。
【期間】平成25年11月1日(金)~平成25年12月15日(日)
⇒詳細はこちら

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
【営業時間】9:30~18:00(4月~9月は~18:30まで)
【定休日】第2月曜日
【交通手段】
(バス)①京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)②東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※①②いずれも終点米本団地下車 徒歩約5分③公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車

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2010年10月29日 【追加記事】秋~冬の味覚満載!野菜高騰時こそ上手に活用